姿勢が悪いと手汗が出やすい?姿勢と汗の関係
何気なく撮られた写真を見て、自分で思っていたより姿勢が悪くてびっくりした、という経験はありませんか。
姿勢が悪いと何となく格好悪いですし、猫背を気にしている方も多いですよね。
しかし、姿勢が悪いのは格好だけでなく、実は手汗にも関係があったんです。
姿勢と汗なんて、一見全く関係なさそうですが、深い関係があるのでご紹介したいと思います。
姿勢が悪いと手汗が悪化する原因
呼吸というのは肺でしているわけではなく、肺の下にある横隔膜が上下することで肺が膨らんだり縮んだりして呼吸を行っています。
この横隔膜がしっかり上下に動くことで、新鮮な酸素が体に送られて代謝が上がります。
また、横隔膜の下に太陽神経叢という自律神経が集まる場所があります。
横隔膜がしっかり動くと、太陽神経叢がきちんと刺激され、自律神経が整うようになります。
逆に、横隔膜の動きが浅くなると太陽神経叢への刺激が弱くなり、自律神経が乱れやすくなり発汗を促してしまいます。
この、横隔膜の動きが浅くなる原因が姿勢の悪さにあります。
自律神経は他にも睡眠が浅くなったり、倦怠感が続いたり、肩こり、頭痛など様々なことを引き起こしてしまいます。
確かに勝手なイメージですが、猫背で姿勢が悪い人は、顔色が良くなかったり、なんとなく疲れてそうな感じがしますよね。
手汗だけでなく、疲れやだるさ、肩こりなどを解消するためにも猫背を解消したいですよね。
猫背を3秒で解消する方法
猫背になっているな、と思ったらたった3秒で解消できるストレッチ方法があります。
- まっずぐ立ち、両手を後ろで組んで手のひらを上に向けます。
- ゆっくり息を吐き肩甲骨を寄せるように意識します。
- そのまま組んだ手をゆっくり話して元に戻し、3秒リラックスします。
たったこれだけで、猫背を解消できます。
オフィスでも自宅でも簡単にできるので、猫背が気になった時にやってみてください。